雪がふり始めています!日本海でも太平洋でもバッチリなワケ | パトロール日誌 | 富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら

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パトロール日誌

2017.01.12

雪がふり始めています!日本海でも太平洋でもバッチリなワケ

スキーヤーにはうれしい寒波の予報が、テレビや新聞・インターネット上を騒がせていますね。
ヘブンスは、すでに昨日の夜から雪が降りはじめています!

 今日の14:30のジャカジャカ降りの様子
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今朝の朝イチは、パノラマコースも圧雪した上に、ふわっと新雪が積もって、とても気持ちいいコンディションに仕上がって、1番乗りの方をお待ちしていました。
 


 














天気予報を見ていると、「太平洋側に雪」とか「日本海側に雪」といった情報がよく出ますよね。
多くの方は、ここヘブンスそのはらのある南信州・阿智村(飯田市のおとなり)は、中央道が通っているし、愛知県・静岡県に接しているところなので、「太平洋側」に雪が降る時に多く雪が降ると思っているのではないですかね?



それが、実は、それだけじゃないんです!

雪雲って不思議なもので、気圧や風の影響を受けて、山と山の間を通ってきて、 高い山の裏に雪を運んできてくれるんです。

ここヘブンスは、西高東低と言われる冬型が強くなると、日本海の若狭湾の方から、雪をたくさん含んだ雲が飛んできます。
それが、中央アルプスの3000m級の標高の高い山々にあたると、越えられない雲は、比較的、標高の低い恵那山と木曽駒ヶ岳(近くは安平路山)との間に抜けて、ここヘブンスに雪を振らせてくれます。

 1/12 15時時点の雪が降る状況(weather newsより)
 雪雲のレーダーで見ても、日本海から、この岐阜県と長野県の県境(長野県側)に雪が降っていることが分かりますね!
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 bmp
ということで、中央道沿いのアクセスのし易いスキー場でありつつ、自然の降雪が多い、それも標高が1400m-1600mあるというコンディションが、日本海側が雪のときも、太平洋側が雪のときも良質な雪を用意してくれているんですね。

 
パノラマコース下部もゲレンデは広く、真っ白になっています。


リフトの下も真っ白になりました!



 前回の大雪のときから気温が上がっていないので、雪が落ち着いても、そのまま30cmほど屋根や木々に残っていますね!


スノーシューにお出かけになるお客さまも増えてきました!裏山のコンディションも、日々良くなっていますよ~


お!可愛らしいお客さまと、かっこよくキメたご家族の方々が滑りにきてくれていますね。どんどんエンジェルコースもコンディションがよくなっているので、たくさんすべって、上達しちゃってください!!


今日も富士見台高原方面は雪雲の中です。前回見えていた笹の原っぱも、次回見るときは真っ白になっているんでしょうね~~

ちなみに、リフト脇のコース外は、まだ笹が寝ていないので、入ると大変そうです。

■お知らせ■
今年も、10:00-12:00時間限定スペシャルで第三リフト・サウスウィングコースの急斜面をオープンしています!土日は1日中動いている第三リフトですが、平日も滑ることができますので、ぜひ、上級者の方もお越し下さい。(雪の状況により、整地<>コブバーンへ変えていきます)



午後には、またガンガンと雪がふり始めました!!
1時間に数センチは積もりそうな勢いなので、明日の朝までに20cmぐらい積もっちゃいますかね~~!?



パトロール やぶでした!! 

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